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住宅ローン債権者と粘り強く交渉した結果、住宅ローンの返済期間を延長し、個人再生の返済期間である5年間は元金を繰り延べ返済し(住宅ローン返済額を低額に抑える)、5年経過後から住宅ローン返済額を増やす、という柔軟な返済方法に変更することができました。
これにより、返済期間を5年とする個人再生が認可されました。
・・・(弁護士より)・・・
当初はかなり困難な状況で、ご本人も少し自暴自棄になっていた部分がおありでしたが、住宅ローン債権者との交渉の結果、今後の返済の目処が立ち、また、個人再生手続開始決定が出て給与差押が止まったことで、気持ちの面でも、生活面でも立て直すことが可能となったように思います。
もっと早いタイミングで来ていただいた方がもちろんよかったのですが、ぎりぎりのところでご家族との生活の基盤であるご自宅を維持することができ、安堵しました。
当面働ける目処も立たなかったことから、やむを得ず自己破産を申し立てることにしました。ご両親を通じて極力ご本人に負担がないように事前準備をし、病院の外出許可を得られた日に打合せをしたり、お電話でやりとりさせていただいたりして、申立てを致しました。
免責審問日には、その直前から病状が一層悪くなったため、病院から外出困難との診断書を出してもらい、ご本人不出頭で弁護士だけが出席することを裁判所に許可してもらいました。
・・・(弁護士より)・・・
ご相談当初は、申立準備ができるか懸念がありましたが、ご家族の協力もあり、申立てまでこぎ着けることができました。ご本人も、体調が優れないながらも、借金問題は解決したいというお気持ちをお持ちでしたので、頑張られたことと思います。
この方のように、ご病気などでご自身だけで対応することが難しい方も、サポートしてくださるご家族がいらっしゃれば手続を遂行することが可能ですし、裁判所への出頭が免除されることもありますので、お困りの方は一度ご相談いただけたらと思います。
ご夫婦で協力して立て直したいと述べられ、ご主人については自宅を売却して返済を継続していくこととし、Aさんについては世帯の収支から任意整理の返済金を用意するのは困難と判断し、自己破産をすることになりました。
・・・(弁護士より)・・・
この方のように、ご夫婦の収入、資産、債務について、お互いに把握されていない方は結構いらっしゃいます。しかし、自分のパート収入で何とか返済できるだろうという見込みだけで任意整理をしても、すぐに行き詰まってしまいます。
ご相談を機に、互いに言えずにいた世帯の経済状況についてご夫婦で共通認識を持つことができ、現在は立て直しに向けて頑張っておられます。
利息制限法で引き直し計算したところ、全社過払いで、交渉及び訴訟提起の結果、相当額の過払い金を回収できました。
・・・(弁護士より)・・・
大変まじめな方で、長年にわたって返済を続けておられました。
返済をするおつもりだったところ、過払い金が戻ってきて、大変喜んでいただけてよかったです。
債務の5分の1である220万円を5年分割で支払うという返済計画について、認可決定が出されました。
・・・(弁護士より)・・・
Bさんは、債権者から個人再生について反対意見が出るのではないかと心配されていましたが、その可能性はほとんどないことをご説明し、個人再生を申し立て、無事に認可決定が得られました。債務を大幅に圧縮できることができ、大変喜んでいただけました。
・・・(弁護士より)・・・
金額がそれほど多くないので、自己破産は難しいのではないか、でも返済は難しいと悩んでおられたのですが、免責決定を受けられて、今後の生活を安心して送っていただけることになり、よかったです。
・・・(弁護士より)・・・
会社の負債が多額で、取引先も複数あり、混乱も予想していましたが、比較的スムーズに申し立てをすることができ、問題なく免責決定を得られました。現在は、息子さんと同居され、平穏に暮らしておられるとのこと、うれしく思っております。
・・・(弁護士より)・・・
ボーナス払いさえなければ・・・とご相談に見えたEさんでしたが、定期借地権の保証金のために借り入れた債務についても、不動産に抵当がつけられていたので、法律的にもいくつか問題がありました。裁判所とよく相談をしながら、個人再生を申し立て、無事に認可決定を得ることができました。これから、ご家族と頑張っていかれることでしょう。
・・・(弁護士より)・・・
長年にわたり、まじめに返済をしてこられたので、過払い金を回収するとともに、残った債務もかなり圧縮することができました。何の負担もなく、債務をすべて整理できたと大変喜んでいただけました。
・・・(弁護士より)・・・
負債額も相当額に上っていましたが、自己破産はどうしても避けたいとのご本人の強い希望により、各債権者と交渉しました。長期にわたる返済は、生活に与える影響が大きいのですが、完済を目指して頑張ってください。
・・・(弁護士より)・・・
自己破産をすることにより、奥様の債務の支払義務を免れ、ご主人についても個人再生手続きをとることで、住宅を維持しながら、債務を圧縮することができました。今回のことを教訓に、さらに節約に努めるとおっしゃっておられました。